【オキシトシン】いい父親、イクメンになるには?
育休を取るかどうかという悩みは、『いい』父親になりたいという理想、本当にイクメンになれるのかという心配、漠然とした偶像に関わってきそうです。
いい父親になるには、何が大切なのでしょうか?
幸福ホルモン【オキシトシン】
『オキシトシン』というホルモンがあります。
ストレス軽減、社交性・好奇心が増す、学習意欲や短期記憶が向上、感染症予防や心肺機能を高める ... 等が期待される、“幸せホルモン” “愛情ホルモン” とも呼ばれる物質です。
母親は出産時にこの オキシトシン が大量に分泌されます。出産をスムーズにするため、授乳の出をよくするため、赤ちゃんの泣き声に敏感になるため、母親となるために重要なホルモンなわけです。
イクメンになるために ...
一方、父親は出産するわけではありません。スタートから出遅れてるようなものなのです。ぜひ、意識的にオキシトシン を増やしましょう!それにより 男性でも育児脳へと変化していきます。
◇ 週 1回 2時間のケアを 3ヶ月続ける。
◇ お風呂に入れる、抱っこ、触れ合う機会を増やす。
オキシトシンは他者との触れ合い、スキンシップを取る事で増えます。我が子と触れ合い続ける事を意識する事で、自然と子供を愛し、父親たらんとなるわけです。
赤ちゃんへのプラス効果
スキンシップは赤ちゃんにも重要な役割を果たします。赤ちゃん自身もオキシトシンが増える事で、感情の高ぶりが抑えられます。そのため入眠までの時間が短縮する。情緒が安定し、将来的にキレにくくなる。などと言われます。また 赤ちゃんは脳が未熟なぶん、“皮膚刺激” 自体が身体や脳の発達に影響します。スキンシップにより、心も身体も成長するわけです。
一昔前は “抱きグセがつく” “甘やかさない方がいい” と、真逆の事が推奨されていました。子育てにおいて両親は強力な味方ですが、赤ちゃんのためにも、常に知識をアップデートしていきましょうね!