【台風への備え】前回から学んだ事
台風 19号が過ぎ去りましたね。前回の 15号の被害から、千葉では早々に水や養生テープが姿を消していました。
※ 養生テープなど粘着テープをつくる、東証2部上場《寺岡製作所》に買いが集まったんだとか。身近なところで経済の動きを感じます。
台風に備えてやった事
台風 15号を経て今回対策した事、感じた事を備忘録としてまとめます。
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窓ガラス(引き違い窓)
引き違いの部分をクリアテープで目張りしました。台風時に窓はだいぶガタつきましたが、おかげで水や風が入り込む事はありませんでした。
※ 風によるガタつきを解消しようと少しでも開けてしまうと、内外の気圧差で窓ガラスや屋根が吹っ飛ぶ原因となるので気をつけましょう。
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窓ガラス(サッシ)
窓には雨水を排出する隙間や穴があったりしますが、強い雨風や台風の日には雨水が逆流する可能性があります。ウチは前回の台風の際にサッシ周りがビショ濡れになっていたため、タオルを敷き詰めました。今朝片付けた段階で結構な濡れ方をしていたため、コレは正解でした。
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カーテンを閉め切り、窓枠へ貼り付け
窓ガラスが割れるのは風圧ではなく、飛来物によるとはよく知られた話です。そこため、養生テープを『 ❇︎ 』に貼り付けての飛散防止とされているわけですね。しかしながら、養生テープを貼る事でガラス面の強度が下がり危険が増すため、飛来物の可能性が少ない場合には窓ガラスと同サイズのダンボールで補強するのがいいという説もあります。そこで、ウチはカーテンを閉めて覆う事での飛散防止を狙いました。
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玄関に準備したもの(防災セット・ヘルメット)
以前、ふるさと納税で手に入れた防災セットを準備しました。『角利の緊急避難セット』という品目で、懐中電灯や給水パック、ブルーシートといった緊急時グッズ、避難所の感染予防にも使えるガーゼやマスク、ハサミなど、カンパンや飲料水(賞味期限 7年)といった簡易的な飲食物も入っています。
コレに先日購入したガスコンロ、充電器、缶ミルクや乳幼児オムツ等を詰め込みました。
他には、逃げる用の運動靴(長靴やゴム靴は水が入りこむ事で重くなる、脱げてしまうため絶対NG)準備。
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お風呂(水張り)
コレは正直悩みました。いまでも答えがわかりません。一戸建ての場合は生活用水として活用できますが、マンションの場合はケースバイケースです。と言うのも、マンションは揺れが大きくなるために配管が破損しやすく、災害直後はトイレの使用を控える必要があるからです。
貯水してもトイレの水洗用としては使えないうえ、乳幼児のいる家庭ではお風呂の事故による死亡が多い事から、残り湯はスグに捨てる事が推奨されています。
台風のように事前にわかる災害の場合には、早めにお風呂に入り、残り湯ではなくキレイな水を少しだけ貯めて洗濯用とするか、使用済ペットボトルを活用するのが良さそうです。
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火災保険の確認
飛来物による破損や汚損の補償範囲を確認しました。
※ 風災害による請求は自分で行うのが難しい(余計な発言により減額、拒否される)とされるため、事前に請求方法や注意点も調べておきましょう。
【今回の反省】
台風の来る前日、前々日に慌てて水や缶ミルク、菓子パンの追加購入に走り回りました。保存のきくものや養生テープなどは、もっと事前に確保しておくべきでした。。。
今回は台風のために準備時間がありましたが、大人だけではなく乳幼児のいる家庭では特に、災害への備えは日常から心掛け、家族内で準備物について話しておくのが重要ですね。