【ママとパパ 役割の違い】ダブルマザーって何?
育児休業を取得している男性のうち3割は、家事・育児への参加が1日2時間未満だとニュースになっていましたね。
ママ側の声自体は前々から上がっていたものですが、今回は割合が出された事や、小泉大臣の育休取得により、話題にのぼりやすくなっているようです。
家事・育児へ参加するパパが増えている中、逆風とならない事を祈るばかりですが......。忘れないでいただきたいのは、先の調査結果を見ても、家事・育児に1日8時間以上関わるような積極的なパパも2割いるという点です。
しかしながら、家事・育児に積極的なパパにも、落し穴がある事をご存知でしょうか?
それは.......
パパのママ化です!
いかに男女の機会均等が叫ばれようと、性差は必ずあります。ママ・パパというそれぞれの役割に期待されるものは、国や地域、文化によって異なりますが、同じ役割を2人で果たす必要はないのです。
ママが包み込むような母性により、周囲との協調性や優しさを伝えるならば、パパは善悪の区別や正義感、生き抜く強さを。ママ・パパで補い合うモノを教えていくのが、育児だと考えます。
しかしながら、育児に関わり過ぎるパパは、ママ同様に、子供から危険を遠ざけ過ぎたり、あまりに心配し過ぎるなど、役割が同一化してしまう事が増えているようです。日本においては、ママが子供の将来を気にする事が多いため、小さい頃は遊び方、成長すると勉強方法や将来についてなど、口を出す家庭が多いと思います。みなさんも振り返ると、ママを口うるさく感じていた少年・少女が周りにもいたのではないでしょうか?そんな時、ある種、無責任に関係のない誘いをしてくるパパの存在が救いになったりもしているのです。
では、パパのママ化により何が変わってくるのか......!? もしも自分が何かをするために、同じように心配をし、同じように叱る存在が家の中に2人いると考えましょう。。。息が詰まりますね?
同じ話を繰り返す2人目の事は、特に嫌になるかもしれません。『あんなに可愛くて素直だった子が......』という悲劇にも繋がりかねないわけです。
問題が顕在化するのは数年先の事かもしれませんが、そうなってからは遅いですね。そのためにも、乳幼児の頃の関わり " 方 " を意識しましょう。
オススメなのは日々の遊び方から始める事です。子供に読んであげる本をママ任せにせず、パパも選ぶようにしましょう。
ママは、むかし自分も読んでいた『かずの絵本』や『くだもの』といった学習系の絵本を選ぶ方が多いです。
そのため、パパは『じどうしゃ』や『でんしゃ』など、自分も興味がある内容で探したり、ドラクエやウルトラマンのようなキャラモノの知育本をテーマに探すと、自分も一緒に楽しめますよ!
将来、同じ趣味で遊んでくれるように育ったら嬉しいですね!